グラスヒュッテ・オリジナルは、ドイツの谷あいの街グラスヒュッテで1845年に創業した時計工房をルーツとする一大マニュファクチュールです。東西冷戦期のドイツ国営企業GUB(グラスヒュッテ・ウーレンベトリーブ)時代を経て、1990年に民営化し、現在のブランドを立ち上げました。現在に至るまで、ドイツの時計製造の伝統を受け継ぎ、手作業によってつくられる堅牢なムーブメントと上質な仕上げを特徴とした腕時計を作り続けています。左右非対称なダイアルデザインが印象的な「パノ」シリーズには、素材や機能の異なるさまざまなバリエーションがラインアップされています。中でもパノマティックルナは、ムーンフェイズを組み込んだ美しい文字盤やシンプルで品の良いケースを特徴とする、グラスヒュッテ・オリジナルの時計の中でも特に高い人気を誇るコレクションです。
ケースサイズは40mmで、素材は18Kレッドゴールドを採用しています。ベゼルはポリッシュ仕上げ、ケースサイドはサテン仕上げ、裏面にかけて再度ポリッシュ仕上げとサンドイッチ構造となっています。厚みは13.7mmありますが、円筒形のシンプルなケースデザインと2種類の加工を組み合わせたサンドイッチ構造のおかげでとてもスマートに見えます。
細身のラグには急なカーブがつけられていて、ケースをしっかりと手首にフィットさせてくれます。ラグの仕上げもケース本体に合わせて、上面がポリッシュ仕上げ、側面がサテン仕上げです。ポリッシュ仕上げの角部分には丁寧な面取りが施されているため、光が当たると美しく輝きます。
3時位置に備わっているリューズは、ケースの厚みに収まるサイズなので装着時も手首を邪魔することがありません。指がかりを良くするために細かい溝がつけられ、さらにグラスヒュッテ・オリジナルのダブルGロゴが浮き彫りにされた、高級感のある見た目です。
風防には、どんな場面でも文字盤をはっきりと読み取れるようにサファイアクリスタルを採用しています。
パノマティックルナの優雅なフェイスは、それぞれの専門分野に長けた熟練職人の手によって、約40もの工程を経て作り上げられています。ガルバニックブラックの文字盤には、ゴールドのアプライドインデックスと針が配され、時針、分針、スモールセコンド表示を備えたサブダイアルには細かいレコード引きが施されています。
左右非対称な文字盤デザインは、黄金比に基づいて緻密に計算されているため、複雑でありながら鮮やかで整った印象です。時計の左側にある時分針を備えた大きなサブダイヤルと秒を示すスモールセコンドは、一部がオーバーラップするように配置されています。
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