スイスの腕時計ブランド“CAUNY(カウニー)”が、建築家の安藤忠雄氏とのコラボレーションモデル“Tadao Ando CTA”をリリース。同モデルのローンチをきっかけに日本へ初上陸する。
“Tadao Ando CTA”は、建築界のノーベル賞”といわれるプリツカー賞を受賞した世界的建築家たちとコラボレーションするプロジェクト“Architects of Time(アーキテクツ・オブ・タイム)” の新作となる。2022年に始動した同プロジェクトでは、アルヴァロ・シザやラファエル・モネオらとコラボレーションしており、建築家によるフリーハンドのデッサンから腕時計をデザインして作り上げていくのが特徴だ。
“青りんご”は、兵庫県立美術館や大阪のこども本の森中之島など、自身が手掛けた建築の中に寄贈されてきた、2mを超えるシンボリックな作品だ。
新作は、ラウンド型ケースに葉型の時針を配した、青りんごを想起させるデザインが特徴となっている。りんごのフォルムとマッチする、丸みを帯びたドーム型風防を採用。ホワイトカラーの針(時針、分針)が視認性を確保している。
ケース、
グッチ レプリカ文字盤と同色のイタリアンレザーベルトが付属。カラフルながらファッショナブルなデザインが、装いのアクセントとして活躍しそうだ。
シルバーカラーのモデルは、ヘアライン加工を施したケースに、同色の文字盤と針、ブラックレザーベルトを合わせたモノトーンのデザイン。安藤氏がコンクリートで手掛けた建築作品をイメージさせる1本となっている。
両モデルとも、37.5mm径と31.5mm径の2サイズがラインナップ。文字盤の6時位置に安藤氏と“カウニー”のダブルネームが配され、ケースバックには安藤氏の手書きのサインが刻印されており、特別なアートピースであることを証明している。
“この時計は、青リンゴのスピリットを反映しています。熟しておらず、少し酸っぱいけれど、希望に満ち溢れています。アメリカの詩人、サミュエル・ウルマンは "青春とは、人生の一時期ではなく、心の状態、つまり恐れることなく困難に立ち向かう勇気、挫折にもめげず夢を見続ける強靭さである" と書いています。